電動自転車のバッテリーの寿命の年数は?交換方法やメーカー毎の比較も!

この記事を執筆するにあたって

パナソニック ハリヤという、電動クロスバイクに、もう10年ほど乗っています。6年間、週5で往復25㎞の通勤に使っていました。

Written By キイ @

目次

電動自転車のバッテリーの寿命について

かなりの普及率を誇る電動自転車。そしてなんとなく気になるのがバッテリーの寿命。
わが家にも、パナソニックの電動自転車が2台あり、バッテリーの寿命がきて、じっさいに交換した経験があります。

「どれくらいの年数が経ったら交換時期なの?」

本記事では、そんな疑問をメーカーごとの違いなどを比較しながら解説してみようと思います。

電動自転車のバッテリーの寿命の年数は平均何年?

最近の電動自転車のバッテリーには、ほぼリチウムイオン二次電池が使用されています。このリチウムイオン二次電池の特徴として、満充電(100%)や完全放電(0%)にしたりすると寿命が縮むという特徴があります。また、充放電サイクルとして300~500回程度が寿命の目安にもなっています。
週1回の充電を行ったとすると、年間約50回=6年相当の寿命になります。
筆者は、パナソニック ハリヤを、もう10年ほど乗っています。6年間、週5で往復25㎞の通勤に使っていましたが、3年ほどでバッテリーの寿命がきまして新たなものに交換しました。一般的な電動自転車の使い方と比較すると、かなり酷使したほうだと思います。

電動自転車のバッテリーの寿命や買い替えのサインは?

バッテリーの寿命に関しては、他の電子機器と比較しても、電動自転車特有の条件やサインがあるわけではありません。

寿命/買い替えのサイン① 満充電からすぐになくなる

昨日の夜、満タンに充電したはずなのに…、もう電池なくなったの??
そんなことが度々起こり始めたら、電動自転車のバッテリーが劣化し始めています。

寿命/買い替えのサイン② いくら充電しても満充電(100%)にならない

明日はたくさん走るからしっかり充電しておこう!、そう思って夜通しで充電器に接続したのに、朝起きてもまだ満タンになっていないの?
そんなときも電動自転車のバッテリーが劣化してきている合図です。

寿命/買い替えのサイン③形状変化

電動自転車のバッテリーが膨らんできている、外装のつなぎ目が開いてきているなど、外観に変化が出てきたらすぐに使用を中止しましょう。充電してみるなどは以ての外、危険な行為です。

電動自転車のバッテリーの寿命をメーカー毎に比較

パナソニックの電動自転車バッテリーの寿命

メーカーサイトには、
「寿命が長いと言われるリチウムイオン電池ですが、充電池はあくまで消耗品です。リチウムイオン電池は充放電を繰り返していくうちに徐々に走行できる距離が短くなってきて、最近のバッテリーであれば約700~900回の充放電で、購入時の約半分の容量になると言われています。その頃になると、「電池の減りが早いな......」と不便を感じるようになるので、交換が必要になってきます。」
と記載されています。あくまで、年数ではなく回数が目安ということです。

ヤマハの電動自転車バッテリーの寿命

ヤマハも、電動自転車のバッテリーの寿命の目安は、充電回数700~900回で、他メーカーと比較してもそん色ありませんが、2017年11月28日(火)よりヤマハPASのバッテリー保証期間を通常の2年から1年延長し、3年保証とするサービスを開始しました。物理的な寿命をソフト(サービス)でカバーするアイデアです。もしもの時に安心のロングサポートです。

ブリジストンの電動自転車バッテリーの寿命

こちらのメーカーは、過去には取扱説明書に「使用限界期間 8.5 年/使用限界総充電容量 4,300Ah」というような表記で寿命を記載していましたが、現在のモデルでは「充電と放電が繰り返し(700~900サイクル※1)行われる ことで、新品のときに比較して約50%まで低下します。」となっており、どのメーカーを比較しても条件が同じです。
(リチウムイオン二次電池の特徴なので当たり前ではあります)

電動自転車のバッテリーの寿命を伸ばす方法

寿命を延ばす方法① 温度管理

リチウムイオン二次電池は、環境温度(周辺温度)で40℃を超えた環境に長期間保存すると劣化が進みます。真夏の炎天下や倉庫の中など、非常に高温になりやすいため温度管理に注意が必要です。
真冬の氷点下の環境では、電力の発電応力が低下しますので、必要以上に低温の環境も避けましょう。

寿命を延ばす方法② 残量管理

満充電保存(100%)と過放電(0%)の状態は、バッテリーの劣化の原因になりますので、注意が必要です。適度に残量がある状態で放置するのがいいと思います。

寿命を延ばす方法③ 天候管理

雨の日に濡らしたりしても、電動自転車のバッテリーは大丈夫なように設計されていますが、水に濡らしたり炎天下の高温に晒したりを繰り返すと、外装も劣化を始めます。
使用される天候も、長期的には影響しますので注意しましょう。

寿命を延ばす方法④ 酷使

一般に電動自転車には複数のアシストモードがあり、エコモード(低消費電力)、ノーマル(標準)、パワーモード(高アシスト)などが備えられていると思いますが、このパワーモードで上り坂などをガンガン登りますとあっという間にに電池がなくなります。
このような使用方法は、バッテリーへ短時間で過大な負荷を与えることとなり、劣化の原因ともなりますので、アシストのさせ方にも注意が必要です。

寿命を延ばす方法⑤ スペア

今までのように、電動自転車のバッテリーは、外部からの影響や過負荷によって劣化します。そのため、負荷を与えては休ませる時間を設けるのも一つの手段であり、同型のバッテリーをもう一本用意し、交互に使用することで休息期間を設ける方法おあります。
特に、毎日長時間使用される方にはおすすめです。

電動自転車のバッテリーに寿命が来た時の交換方法

交換方法① 電動自転車取扱店

ご使用中の電動自転車を購入された販売店で同じもの、もしくは同等品を購入することができます。また古くなったバッテリーを引き取り、処分してもらうことも可能です。一般ごみとしては廃棄できないため、販売店で新たなバッテリーを購入と同時に処分してもらうことをおすすめします。

交換方法② メーカー直販/インターネット通販

パナソニックのように、メーカー直販も手掛けるメーカーの場合はインターネット経由で交換用のバッテリーを購入することも可能です。
型番を入力すればすぐに購入でき、宅配でお家まで届きますので大変お手軽ですが、大手通販サイトと比べると割高な場合もありますので要注意です。
メーカー直販/インターネット通販ともに、バッテリーの処分に関してのサポートはありません。この場合でも、電動自転車を販売している取扱店で引き取り/リサイクルをしてくれますので、たとえばパナソニックであれば、街にある電気工事や家電の販売をされているパナソニックの看板のお店に聞いてみてください。他のメーカーも同様ですが、どうしてもお店が身の回りにない場合はメーカーのサポートに電話してみるのもいいでしょう。

バッテリーに寿命が来た場合、時期によってはもう同じ型番が販売されておらず(廃番)、全く同じ型ではないが代わりに使用することができるバッテリーに代わっていることもあります。
また、同一メーカーであれば容量アップしたバッテリーが使えることもありますので、事前に調べてみてください。

まとめ

今回は電動自転車のバッテリーの寿命に関して解説しました。
バッテリーの寿命に関しては、内部を構成するリチウムイオン二次電池の特性で寿命が決まってきていますので、各メーカーを比較しても、その特性はほぼかわりません。
寿命は、使用年数ではなく充放電回数で決まってくるということです。
そのため、メーカーそれぞれの技術ではなく、メーカー独自のアフターサービスでサポートしようという動きもありますので、カタログスペックだけで比較せず、トータルサポートまで比較してみてください。

【編集部より】あなたの感想を教えてください

こちらの記事はいかがでしたか?もし同じ疑問を持っている知り合いがいた場合、あなたがこの記事を友人や家族に薦めたりシェアしたりする可能性は、どのくらいありますか? より良い記事を作るための参考とさせていただきますのでぜひご感想をお聞かせください。
薦めない薦める

更新履歴

更新日時更新内容
2018/08/03関連記事の更新

この記事を書いた人

Written By
キイ @
デジタルガジェットから家電製品まで、実際の使用者目線で解説します。
電子部品メーカーの現役エンジニア?です。新しい商品やサービスが大好きで、なんでも試してみたくなる性分です。

おすすめの記事

スポンサー

この記事に似ている記事