寒い冬には欠かせない暖房器具であるこたつ。「エアコンの暖房はこたつよりも電気代が高い」ということでこたつを愛用しているという方も多いと思います。
そんな暖房器具として冬の必需品となっているこたつですが、寿命があるということをご存じでしょうか。
寿命を超えたこたつを使用し続けているとうまく動かなくなったり、火災の原因となることも考えられます。
そこでこの記事では「こたつの寿命は何年?フラットヒーターは?買い替え時期も紹介!」についてお伝えしていきます。
近年の主流となってきているフラットヒータータイプのこたつについても説明しますので、買い替えを検討されている方は参考になさってください!
それではまずこたつの寿命は平均何年なのか、タイプ別に紹介していきます。
レモン型ヒーターはだいぶ昔に販売されていたものなので現在のこたつではほとんど見かけませんよね。
そんなレモン型ヒーターの寿命については詳しくはわかりませんでした。
ただ2018年現在も使用を継続している場合はおそらく寿命がきていることが予想されます。ご家族の方の中に使用されている方がいないか今一度確認しましょう。
薄型ヒーターについても寿命が何年と一般的に言うことは難しいようです。
ただ、一般的に薄型ヒーターといわれているコルチェヒーターでは10,000時間と言われています。
そのほかの薄型ヒーターに分類されるフラットヒーターについては各メーカーにお問い合わせいただいくと寿命が分かるかと思います。
ファン付きヒーターの寿命はそのヒーター部分によります。
というのも寿命はそのヒーター部分の種類によると推測できるからです。よってヒーターの種類は何なのか調べたうえで、こちらの情報を参考にしていただければと思います。
ハロゲンヒーターは比較的薄型というのが一つの特徴でもありますよね。
また、温まりやすいという特徴もあります。そんなハロゲンヒーターの寿命は大体8,000時間と言われています。
石英管ヒーターはハロゲンヒーターよりも温まるのが遅いですが、その分価格が安いということのが魅力です。
そんな石英管ヒーターの寿命は7,000時間です。
ここまでこたつに使用されているヒーターのタイプ別寿命について紹介してきましたが、こたつにどのタイプのヒーターが使用されていたとしても大体10年間くらいは使用可能となっています。
参考元:簡単片付け情報局
こたつの寿命の症状にはどのようなものがあるのか紹介していきます。あくまでも目安として参考にしていただければと思います。
「いままでは電源を入れると割とすぐに温まっていたのに最近は時間がかかる」というような症状が発生しているこたつは寿命がきているかもしれません。
こたつはヒーター部分を電気により熱することで温かくなるのですが温まるのが遅いということはヒーター部分に異常がある可能性があります。
こたつの電源が付かないという症状もこたつの寿命の可能性があります。
使用頻度、使用時間が長くなってくるとともに電源が付かない、といった症状が発生する可能性は高まりますのでこたつの使用年数が10年近くなっている場合、買い替えを検討してみてはいかがでしょう。
こたつの寿命が縮む原因について紹介していきます。
こたつの寿命が縮む原因の一つに「使用頻度」が考えられます。
こたつは使用時間が長いほどヒーター部分の劣化を招きます。こたつを使用していないときに電源が入ったままになっていないか注意しましょう。
次に考えられるのが「電源コードの破損」です。
こたつの電源コードを踏んでしまうと電源コードの破損につながり、こたつの寿命が縮む原因になりますので注意しましょう。
また、いつのまにか電源コードをこたつの脚で踏んでいたということも十分あり得ますのでこちらも注意してください。
こたつの寿命を長持ちさせる方法について紹介していきます。
こたつは決して手入れがいらない暖房器具ではなく、その他の家具などと同じようにほこりはたまります。
テーブルの上はもちろんヒーター部分にも少なからずほこりが溜まっていきます。こたつの寿命を延ばすためにも定期的に手入れをしてあげましょう。
こたつを長持ちさせるには使用上の注意を守ることも重要です。
こたつを使用されている方の中には「こたつの中で洗濯ものを乾かす」ということをやったことがあるという人もいるでしょう。しかしこの行為はこたつの故障や火災の原因になります。またペットを飼っている人はこたつの中に入れないようにしましょう。
こたつのヒーター部分の破損やペットの毛による火災も考えられます。以上のような説明書に記載されている使用状の注意はくれぐれも守るようにしてください。
こたつはどんなに丁寧に扱っていたとしても10年ほどで寿命がきてしまいます。もし、寿命がきてしまった場合、修理か買い替えるか悩みますよね。
そこでテーブルなども年数が経ち劣化しているようであれば買い替えてはいかがでしょうか。というのもこたつは電源コードはもちろんとしてヒーター部分も取り換え可能な製品もあります。
よって自分の使用しているこたつがヒーターの取り換えが可能であればヒーターのみ購入し、修理してはいかがでしょう。
こたつが必要のないときは机やテーブルとして利用し、冬になるとこたつとして利用されている方が多いのではないでしょうか。
そんな1年を通して利用されているこたつの買い替え時期としていつが一番いいのか紹介していきます。
基本的には冬が終わってこたつが必要がないかな、と思うくらいにこたつの値が下がります。
こたつの使用を考えている方でテーブルや机としても使用するという方は大体3月4月などの寒いシーズンの終わりくらいに買っておくのがおすすめです。
これから寒くなるという時期、例えば10月11月あたりもこたつの値が下がります。
この時期であれば売れ残り商品ではないため自由にこたつを選ぶことができます。デザインや機能性を重視するという方はこの時期にお買い求めください。
ということで「とにかく安く」という方は3月4月などのこたつにとってのオフシーズンに、機能性やデザイン性の高いものを少しでも安くという方は10月11月の時期に購入を検討してみてはいかがでしょうか。
寿命がきたこたつを処分するには以下の方法があります。
こたつに寿命が来たとはいえ、ヒーター部分がまだ使えるという場合にはリサイクルショップで売ることができます。
売るのであれば処分費用も掛からないのでヒーター部分が使用可能という場合はおすすめの方法です。
リサイクルショップで売ることができない場合、ごみとして処分してしまいましょう。
具体的な方法は以下になります。
・粗大ごみとして処分する
・家電量販店にて回収してもらう(新しくこたつもしくはヒーターを買えば古いものを引き取ってくれるという対応があれば)
・不用品回収業者に依頼する
ごみとして処分する場合は各自治体の処分方法についてホームページなどで確認してください。参考にしていただければと思います。
それでは最後に寿命が比較的長いと思われるこたつを紹介していきます。
画像をクリックするとAmazonに移動します
参考元:amazon
こちらのこたつは上記で紹介したハロゲンヒーターの寿命よりも2,000時間長いコルチェヒーターというヒーターを搭載しています。また、省電力にも対応しているので少しでも電気代を抑えたい、こたつの寿命を延ばしたいという方にはおすすめです。
参考元:amazon
こちらのこたつは今注目されているフラットヒーターが搭載されているこたつです。フラットヒーターといえば元来のこたつとは違いヒーター部分が目に見えないということが特徴ですよね。
スタイリッシュなデザインとなっているためテーブルとしても活用可能なおすすめの一品となっています。
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最後に紹介するこたつもフラットヒーター搭載のものになります。こちらのこたつは足が邪魔になりにくいタイプのこたつなので家族で食事する際にも役立つでしょう。デザイン性も申し分なく、フラットヒーター故に電気代の節約にもなる一品です。
ここまでこたつの寿命や買い替え時期について紹介してきました。こたつの寿命の目安はおよそ10年と言われています。
しかし使用状況によってはそれよりも早くも遅くもなり得るので不調を感じた場合は火災の危険を避けるためにもヒーター部分を取り換えるなど何らかの対処をしてください。
今話題になっているフラットヒーターは元来のこたつよりも温かみが欠けるというのも特徴としてあります。自分が何を重要視するのかをきちんと考えて購入を検討してみてはいかがでしょうか。
他にも気になる家電製品の寿命について解説している記事がいくつもあるので、気になった方はぜひ読んで見てください。
更新日時 | 更新内容 |
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2018/08/03 | 関連記事の更新 |